2012年10月
営業部の南家です。
ロイヤル・ハーブ(ハーブの王様)と呼ばれる、“ バジル ”
王家の高貴な薬草として、香水や入浴剤、薬などに利用されたハーブ
イギリス名=バジル イタリア語=バジリコ
☆科名:シソ科
☆属名:メボウキ属
☆ 学名:Ocimum basilicum
Ocimum は、古いギリシャ語の 「okimon(香りを楽しむ)」が語源。
basilicumは、ラテン語「王らしい」を意味する。
☆英名:Basil(バジル)
☆名前の由来:
・古代ギリシャ語で「王=basileus(バシレウス)」の言葉に由来し、王の薬として用いられたとか・・・
・花の形が、伝説の怪竜「basiliscus(バジリクス)」に似てることからとか・・・
香辛料にまつわる話も数多くあるそうです。
☆和名:目箒(めぼうき)
由来:種を水に浸して出来る粘液質で目を洗うことから(目を掃除する箒)。
☆原産国・分布: インド・熱帯アジア原産。 ユーラシア、アフリカ大陸など広い範囲に分布。
日本には江戸時代に入ってきて、最初は漢方薬として利用されていました。水を含むとゼリー状になり、目のゴミをとるのにも利用され始め、目箒(めぼうき)と呼ばれるようになったそうです。
☆インドでは神の香辛料、神聖な植物として大切にされているそうです。
イタリアでは求愛のシンボルとして親しまれているとか・・・
☆草丈=40~90㎝。一年草(本来は多年草。日本では越冬できないので一年草として扱われる)。
Ocimum basilicum以外の種に由来するものもふくめ、約150 種類の栽培品種があるそうです。
「スイートバジル」という品種が よく知られています。
2012年「スイートバジル(sweet basil)」成長記録
7月02日 7月13日
7月31日
8月28日
9月24日
10月26日 10月26日
・免疫力を高める効果があり、抗酸化作用があるといわれている β-カロテンがバジルには大量に含まれています。
ビタミンE、カルシウム、鉄分、マグネシウムなども多く含まれているそうです。
香成分には鎮静作用・リラックス効果、胃腸の働きを改善する役割があるとか・・・
殺菌・抗菌作用も強く、風邪、気管支炎・解熱・口内炎などの細菌性の病気に予防効果も・・・
甘い香りとほのかな苦みが特徴です。
特にトマトとの相性が良いハーブ。
オリーブオイルやワイン、にんにくと一緒に調理すると良さが引き立ちます。
パスタソース、煮込み料理、ドレッシング、スープ、トマトソースの仕上げ、サラダなど・・・
6月下旬に蒔いた種が、今は新たな種を誕生させはじめています
バジルの種(シード)がダイエットで話題に・・・
水を含むと30倍に膨れ上がり空腹感を抑え、様々な料理に入れても味を変えず、低カロリー。
豊富な食物繊維によって、便秘改善・糖質の吸収と言った効果も期待できるとのこと・・・
亜熱帯地方で育つバジルの種は、厳しい乾季を乗り越えるため水分を確保する性質があるそうです。
毎年栽培している“バジル”、今年は“バジルシード”が沢山収穫できそうです。
水を含ませて膨れる種子が、我が家に新たなメニュー誕生のトキメキを・・・
今年、傘寿を迎えられた三浦雄一郎さんが、来春3度目のエベレスト登頂計画を発表されたのには、驚きと、喜びと、感激が、一度に体内中を駆け廻りました。
若いころから、富士山直滑降、エベレスト直滑降と、体力と、精神力と、運動神経は、天下一品だったと思いますが、80歳になって3度目のエベレスト登頂とは、誰も予見できなかったと思います。
来春の登頂に備えて、今夏は、日本アルプスで、ロッククライミングの特訓合宿をされたようで、準備万端、怠りなく行動されていることに、敬服します。
インタビューで、気軽にお話しされていた中に、元気一杯を頂けるフレーズがあったので、ご紹介します。
「大事なことは、やる気。勇気。そしてあきらめないこと。最後に楽しみながらやることですよ」
ビブ村長