営業部の南家です。
裏山が甘く芳しい香りに包まれています
“ クチナシ 梔子、巵子、支子 ”の自生樹
10年近くの間に大きく生長しました。
山には、多くの実を付ける樹が数本あります。
小さな樹は、あちらこちらに見られ、
母屋の横にも、花をつけ始めた何本かの幼樹が・・・
☆科名:アカネ科
☆属名:クチナシ属
☆学名:Gardenia jasminoides
Gardenia(ガーデニア):「Alexander Garden」(1730-1791 アメリカの博物学者)にちなむ。
jasminoides:「ジャスミンのような」の意味。
☆英名:Common gardenia
☆和名:クチナシ 梔子、巵子、支子
☆和名の由来:
・果実が熟しても割れないことから、クチナシ(口無し)となった。
・クチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実)。
ヘビが食べる果実⇒クチナシに変化。
・果実に残るがく片を「くち」と呼び、「くち」のある果実(ナシ)だから・・・
など等の説があります。
☆原産国:東アジア
☆分布:中国・台湾・インドシナ半島などの東アジアに分布。
日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生している。
観賞用に本州以西の暖地に庭園で植栽。
ヨーロッパには、1712年「コクチナシ」が伝わったのが始まりといわれています。
☆常緑性低木。 樹高 : 1~2m。
葉 : 長さ4.5~17㎝。 葉質は厚くて堅く、光沢がある。
花期 : 6~7月。
花径=5~8㎝。2㎝程の筒部の先は、5~7に裂ける。 花色=白から黄色に変化。
芳香は真夜中がいちばん強く、これは受粉のために昆虫を引き寄せるためとか・・・
5月07日 小さな蕾 5月31日 蕾が、ふっくらとして・・・
6月07日 咲きました
6月19日 花とお別れです。 花の後には・・・
白色の花弁は、芳香とわずかに甘味があるそうです。
そのままでも食すことができますが、煮てもよいそうです。
咲いたばかりの新鮮な花を煮ると粘りが出て、酢と醤油で味付けして・・・
装いも香りも、心酔わせるような“ クチナシ ”花
白い姿は消えても、晩秋に赤黄色の果実になるため準備が、
すでに始まっていることでしょう
隣家の水田の境界ネットに“ ツバメ ” が・・・
6月24日11時27分57秒
2枚の写真、共に撮影日時・秒まで同一ですが、“ ツバメ ”の動きが・・・
この日は10羽ほどの“ ツバメ ”が、戯れながら(?)飛び交ったり、羽を休めたり・・・
愛らしい仕草に、草を取ることも忘れるような、ひと時でした